技術の価値


今日、美容鋏の研ぎをお願いしました。


ボク達、美容師の仕事をする上で大切な道具:

鋏(シザー)


毎日使っていると、

ある時期から
切れ味が加速度をつけて悪くなり、
鋏の開閉時、妙な振動が指に伝わるようになります。

元々、

鋏が切れなくなったサインなど鋏にはありませんから、
美容師が髪を切る時の手ごたえ・その感覚だけが鋏を磨くサインになります。



si-1.jpg
ー砥ぎのメンテナンスを受けた鋏(シザー)ー




しっかり鋏を研げば・・・

髪を切る感覚が

 ジョリッ ・・・から

 シャリッ・・・シャ・シャ・シャ

こんな感覚に変わります。


たまに、お客サマから

「美容鋏を研ぐのは、自分でするの~どうするの」

そんなご質問を受けたりしますが、

自分で研ぐのは、
なかなか・・・
どうも・・・
結構・・・
大変そう・・・
失敗したら・・・
誰のせい・・・
僕のせい~
高価な美容鋏を前に、

ジリジリ、しり込みをしてしまいます。


そこで、不定期に、職業「研ぎ師」の方に、お願いしています。

美容鋏の、
研ぎ師による値段の相場は、
1丁、大体 2,000~3,500YENといったところでしょうか。

「2~3本出して頂ければ、もっとお安くします」

不況の影響なのか
そんな事を、自ら言われる研ぎ師の方も居られるようで・・・
・・・
ハサミ 4丁、お願いし、

おかげ様で、相場より安くして頂きました。

しかし、
"努力・修練・習得:腕の価値"と言う、
目に見えない研ぎ師の技術相場。


シャリッ・・・シャ・シャ・シャ


鋏は切れるようになりましたが・・・

美容師=技術者=職人=研ぎ師

同じ枠で括られた、

ボクの心は、
 
とても、
とても複雑なのです。


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